2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
発達障害者向けのアドバイス本は、発達障害者をわざわざ悩ませる本ですね。雑談ができない、から、会話にはうなづきが必要とか、そういう表面処理スキルで何年持つのか。思いません?あほらしいんですよ。確かに片付けができないのは困るが、そいつが体力健…
発達障害者はここを直せばうまくいく、といった類いのアドバイスは、日本企業のでたらめ慣行に対してなんら疑問がない時点でくだらんアドバイスだ。フツー、急に予定変更されたら怒らないのは、どこか、そちらの方が精神的に歪んでいないか。さらに、急に話…
勤労して生活保護が定めるその地域へ与えられた級地が決めた最低生活費より下回れば、生活保護対象。勤労世帯より生活保護が上だから下げるという意見は厚労省が生活保護より下回る勤労世帯を生活保護として捕捉しない怠慢でしかなく、そのかわり受給額を下…
努力などという者もその人間の特性や属性ではなく、努力できる環境にいたということだ。それをマイケル・サンデルは指摘し、ハーバード大学の学生を怒らせている。そのハーバードの学生と対照的なのが、ビル・ゲイツだ。この努力できる環境にいた、俺は運が…
アイデンティティと言っている奴は基本ダメですよ。それは、本質的な対立を避けている。わかりやすくいうと、東京人に対して大阪人のアイデンティティはお好み焼きをおかずにご飯が食べられる、と言っているような類いがアイデンティティに過ぎない。政治的…
正直言って、発達障害のカウンセラーだとかコンサルタントだとか支援者は、労働法の知識が皆無だから、結局は「権利より義務を果たせ」という安倍政権並みのひどい話を平気で語る。この手の自称発達障害支援者は、障害の社会モデルもも知らず、人権意識もな…
小川榮太郎の安倍晋三詩論を安倍政権が大量購入を「倫理面」から非難するのは構わないが、出版社はそのような大量購入=まとまったカネが入らないと経営できないのもこれまた事実です。ちなみに、出版社ではありませんが、書店も幸福の科学を並べて、信者が棚…
ポイントは自傷している人を責めてはいけない、である。 私もそうします。
本書は、発達障碍に対するフロイト的アプローチだと僕は捉えます。 乳幼児期の親子関係が、発達障害を形成する、という考えはまさしくフロイトといっても過言ではありません。 本書には、フロイトの名前が出てきませんが、フロイトから始まる精神療法の見方…
余命三年日記に騙されて弁護士を訴訟したネトウヨに対して、なぜ、こんな真面目な人が…というような弁護士の驚きがありましたが、真面目だから、使命感に火がついちゃうんですよwそれは、オウム真理教のときも言われていました。オウム真理教のときは、なぜ…
常識的に考えれば、新潮45は社会的に現在、非難を浴びているから緊急社内会議をして、今後の同誌の方向性、廃刊も含めて、決定する、というものが組織なのではないだろうか。 ツイッターで創業者の言葉をツイートしたことが、良心と評価されているが、それは…
小川榮太郎より酷い記事や内容なんて出版界にはあるのにね。小川榮太郎が現れる道筋としては、小林よしのりの歴史修正主義コミックから始まっている。それに、小川榮太郎の文体は1990年代のサブカルライターの影響がある。痴漢の触る権利というような暴論は…
新潮社は以前も事件当時少年Aの顔写真をフォーカスにごり押しで掲載した。このときは社内を牛耳っていた斎藤十一が懸念する部下へ「君たち人殺しの顔を見たくないか」と意図的、ごり押しに出版。新潮社は校閲がすごいとか装丁がきれいとかそういう「落ち着い…
トヨタ自動車は内部留保金が異常にあり、潰したくなる、はわからんでもないが、新潮社のその新潮45の記事だけで新潮社を不買、潰したくなる、とまでヒートアップする感情は #ネトウヨ と変わらんですよ。 確かに当事者のLGBTは苦しい感情を抱いたとは私は考…
自閉症スペクトラムの人が職場で気をつけたいこと、として、著者はアドバイスを書いています。 「言い訳をしない」「人と仲良くする」「感情をコントロールする」「マナーに気をつける」「自分自身ではなく仕事を売り込む」「指導者を活用する」 当事者本人…
稀代の戦略的革命家・アントニオ・グラムシ。 グラムシは、ムッソリーニ台頭初期からムッソリーニの危険性を批判していた。 そのことがいかに鋭いか、なぜなら、ムッソリーニは、当初は社会主義者として注目されていたのだ。だが、グラムシはその知的誠実さ…
差別は「人の痛み」ではない。不当な差別。ということです。 傷ついた、とか、そんなことではない。この差別定義が日本人はわかっていないから、「かわいそう」だの妙な心問題へすり替えられ、社会の構造的不当差別が見抜けないのだ。そして、せいぜい言える…
現在の日本社会での反差別運動の主導権を握る「しばき隊」やその周辺らが行う差別者に対するアプローチが、それも「憎悪」に立脚したセンチメンタルなエモーションな情動運動でしかない。ここに、現在の日本社会の反差別言論の限界がある。差別行為とは、そ…
制裁したい願望しか感じられないんですよね。新潮社の本、不買、だとか、全部撤去だとかいうその感情的な動きに。理性が感じられないです。そして、どうも多くの人が、勘違いして、本屋の自由だとか、妙なはぐらかしを言う人がたくさんいますが、撤去という…
新潮社45以外の新潮社の本がなぜ、撤去されなければいけないのか。全く説得性がないです。100歩譲って、新潮45は回収。僕はそれも認めませんが、というのは、小川榮太郎や杉田水脈以外の著者が同誌に書いており、その著者の記事が、とばっちりを受け、抹…
そもそも新潮社の雑誌スタイルを作り上げたのは斎藤十一という伝説の編集者が人間のどす黒い欲望を刺激するのが目的で週刊新潮、写真週刊誌フォーカスができた。少年Aの顔写真も、斎藤が、読者は見たいはずだ、とゴリ押しで掲載した。その斎藤は亡くなったが…
1963年生まれの韓国紙出身のケンブリッジ大学で現在は開発経済学の教鞭を執るハジュン・チャンの経済学基本書である。 著者は、経済学の学派は9もあり、ひとつにこだわるのは、認識が誤る、という考えである。 また、著者は、実証科学に精神に忠実であり、経…
9.11ツインタワーテロ事件当時に書かれた時評集、革命論集。 当然、ジョージ・W・ブッシュやドナルド・ラムズフェルドへ糾弾調の批判である。 そして、マイケル・ハートやアントニオ・ネグリへも厳しい。 さらに、ポスト構造主義のドゥルーズへも厳しい。 …
いま、自衛隊の幹部になっているような年代は自衛隊が人気がなく自衛隊にでも入るしかないようないわば社会から虐げられていた人です。当時の大卒が自衛隊に入るわけないし、公務員だってもっといいところ入ります。今、妙に自衛隊が人気あるのは、不景気で…
他者を判断するとき、「発達障害」とラベリングするのは、単にトレンドキーワードに踊らされているバカです。トレンドキーワードを使わずに、如何に他者を自分の目で観察し自分の言葉で表すか。それがコミュニケーションです。報連相やあいさつや名刺の渡し…
どういう状況でのメモをとるのかによりますが、そもそも、企業が労働者へ業務としてさせる仕事なのに、なぜ労働者がいちいちメモをとらされるのか。そんなもの、会社がマニュアル用意しておけという話だ。無能な上司が説明して、部下がメモをとる。部下が複…
発達障害の症状は誰しも類似症状は多かれ少なかれありませんか。グレー部分が多いから、認定しやすい。これが、身体障害だと目に見えて障害ですからウソがばれバレですが、不注意が多ければ、発達障害でしょ?と精神障害手帳取らせれば良い。仕組みとしては…
精神科・岩波明先生は著書で述べています。「発達障害者は外国へ行ったらのびのびして幸せだった。」と口々に言う、と。この一言に、日本の「発達障害」とか「生きづらさ」とかそんなトレンドワードへの批評的核心がある。そう、単純に言えば、日本は住みづ…
功利主義批判、そして功利主義に変わりうる政治哲学としてのカントやジョン・ロールズの分析的紹介。さらに西洋政治哲学の淵源であるアリストテレスの政治についての考えである「善き人になることが政治の目的」をカントやジョン・ロールズを斥けていること…
日本のタテ社会は、タテのトップは決して間違っていない、間違った指示を出しても間違っていない、といいはり、間違った指示を指示通りにしない「下の者」にいつも責任が転嫁される。「発達障害」のラベリング増加は、このタテ社会に原因がある。つまり、そ…