2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
とても参考になる本でした。 随所に見られるマルクス主義思想家への言及は興味深いものがあります。 そして、この種の本ではいつも「日本のマルクス主義者」は言及されません。
本書を私は読み出してわかったのは約15年前のうつ状態と診断された苦闘は「適応障害」であった。 本書によると、適応障害になりやすいのは、発達障害と愛着障害が存在しているとなりやすいのである。 本書で紹介されたメンタルチェックで自分をチェックした…
雇用される前に就労移行支援施設で、職業訓練、ビジネスマナーなど覚えれば、能力的には健常者の新入社員より高くなることはありえるし、定着支援があれば、職場の問題は解決できていく。つまり、大事なことは一人で立ち向かわないということです。そして、…
企業は障害者を雇う義務が法定雇用率として定められている。このことを前提に私が考えるには、障害者がクローズで働くメリットは考えられない。障害者であることをオープンにして、その企業がその障害者を偏見の眼差しでみたら、それは、差別にあたる。とは…
柄谷行人は、剰余価値は労働者が自ら生み出した労働生産物である商品を労働者が買い戻すことにより生まれる、と述べているが、買い戻して生まれるのは、利潤であるのだが・・・・。剰余価値とは、労働者が必要労働時間以上に労働力をアウトプットして生産手段に…
本書を私は読んでスッキリした。 私を苦しめているのは、その環境もあるが、自分の受け止め方もある。 自分の受け止め方から起きる心理的なメカニズムが認知である。その認知に注意を振り向け、リラックスすることで、環境への対処が変わるのだ。 怒り、泣い…
半分、冗談交じりで私はやりはじめたマインドフルネス瞑想も、なかなか心地良い。 これは、一切の囚われから身を離す方法でもある。 ADHDやASDを改善するかはわからないが、ADHDやASDが原因としてある認知のゆがみを修正していく。 僕は、スマホのアプリで適…
いつまでも、安倍政権と外務省官僚は、アジア蔑視をしていたいんですよね。外務省官僚は、偏差値バカですから。とにかく、悔しいんですよ、日本が、というか、自分たちが、アジアより下だと感じさせられることが。その幼稚なプライドが、南北会談に対する時…
僕くらいの世代だと、僕が子供で泣き止まないからといって、というか、おとなしくさせるために、ニンテンドーDSを渡されることなどない。つまり、自我を没頭させるアイテムなど、そろばん塾で置いてあるコミックに没頭するくらいか、友達と遊ぶくらいだから…
本書で初めて私は知ったが、日野原重明は90歳を越えるまで週に1回は徹夜をして、睡眠時間4時間だったのだ。90歳を超えたら、徹夜をさすがに徹夜をやめた、というのも凄すぎる。 長寿は意外にも勤勉型であり、陽気なタイプは短命なのである。それは、コメディ…
日本では、キスをする習慣はない。であるが、西洋にはあるし、同性同士ハグもする。そんな異空間に日本人が入れば、みな、日本人はみな発達障害と烙印を押されるのだろうか。ソーシャルスキルから見た発達障害の鑑定は、胡散臭いのである。 つまり、よくある…
現在の日本企業の飲み会が憂鬱であるのは、企業の社員への福祉が少なくなり、また、法人税率も下がり、税金対策として、飲み会が会社から出ずに、従業員の自腹になったからである。それが、本質である。つまり、またここにも、経済問題が本質であるのに、個…
本書は、今後、テクノクラートが民主主義的制度を破壊する法案を通過させ、一方では国粋極右政党が次々と現われ、市民たちは、両者に挟まれ、極右政党を支持するだろう、と述べている。グローバル化した市場社会に負けた社会民主主義に見捨てられると感じて…
国会で野党女性議員たちが率先して、財務省某官僚のセクハラ糾弾を率先して行われているが、それは麻生がいったように、はめられている、とみるべきです。つまり、財務省の体質問題として安倍政権の不祥事をなくそうとする「経産省」と「官邸」の企みとみる…
日本での労働に関する議論の貧困さは与野党含め、さらに労組もそうであり、巷の反体制活動家もそうだが、それが、意欲に焦点を置いて語るからである。 意欲が焦点化されて議論が行われると、体制側は軒並み、働くことが、努力や克服という労働ポルノとして、…
発達障害を障害にさせるのは親である。これを知識として理解しないと、日本の現状の親は、発達障害は育て方でないから、と言って、何をしだすかわからない。発達障害が遺伝性であればその親もまた発達障害であり、発達障害特有の衝動性により、児童虐待がし…
治療者から尊重されていないと患者が感じるから病気は治らない、と書かれてある。つまり、妄想も尊重して私たちは受け止める必要がある。 オープンダイアローグを取り入れたケロプロス病院は、治療側のスタッフ間まで、人間関係が良くなってしまった。 オー…
中央官庁である財務省の事務次官が記者へおっぱい揉ませろよと性的暴言を述べる日本という国そのものにソーシャルスキルが必要である。状況がそうなのに、発達障害者はソーシャルスキルが足りないからそのスキルさえ学べば、社会で生きていけるかのようなア…
僕は、最近、発達障害は、事故ではないのか、とさえ考える。事故で骨折した足がそのまま「障害」と化したような状態が脳内変化として現れたのではないか。外界からの刺激が脳を発達障害へ至らしめたのではないか。もし、その外界からの刺激により、ADHDの多…
その前に、あなたは、発達障害で人生に困っていることがあるかどうかをリストアップしたほうがよいよ。例えば、部屋を片付けられない、であれば、休みにある空間だけ片付ける、とか、できることは自分から自発的にしないと、人生は開かない。そもそも、発達…
なぜ、日本の生産性が他国より低いのか。それは、答えはシンプルである。企業の内部留保=私的蓄積が生産性を低下させる唯一の原因である。それは、マルクスが述べた生産の社会的性質と生産の私的所有は緊迫するという説明からわかるはずだ。生産の社会的性…
興味を持って私は読み始めましたが、途中から、河合隼雄の「匂い」がしてきて、読むのを私はやめました。
僕は米山元知事を支持はしていないが、援助交際の定義にも当てはまらない女子大生が援助交際でした、と言うのは、言う方に悪意があるよ。 僕は、出会い系など使う気は無いが、出会い系でしか恋愛ができない人たちはいるわけだ。そうなると、ますます、恋愛が…
本書によるとうつになりやすい人は自己注目をしすぎている人であり、典型的な人物は、星飛雄馬だということである。 では、星飛雄馬はうつになったのか。 星飛雄馬は巨人軍に入り、むしろ、成功した。 うつ、と、星飛雄馬を分かつものは、星飛雄馬は自分の短…
ディスミチア親和型うつが治りにくいのは、自分がされたことをあまりにも拡大視し、自分が周囲に行なった「迷惑」を忘れているからだ。つまり、自分がした「迷惑」を覚らせることではないか。だが、いわゆるメランコリー型うつ病は、自分がした「迷惑」を過…
申し訳ない。 私はこの分野がわからない。 わからないから挑戦して読んだが、やはり、わからない。 とはいっても論理を身につけたいという私の考えがあって読んだが・・・・
本書のプロローグで、民主党政権崩壊にいかに官僚が関わり、第2次安倍政権を官僚がいかに歓迎したかが書かれてある。 官僚階級を論じるのに、ユダヤ・キリスト教から柄谷のトランスクリティークまで縦横無尽に知的資産を使用する。その知的胆力はまさに、怪…
日本の労働者は、仕事に対し、それが仕事であれば、無理をしてでも行う。いくら労働者が大丈夫です、頑張ります、と言っても、無理にその労働者へ仕事を割り振ってはいけない。 日本の労働者の良心に、日本の経営者は甘えている。生産性が低いのは、経営側が…
3月の読書メーター読んだ本の数:15読んだページ数:4356ナイス数:12ロックの英詞を読む──世界を変える歌の感想著者のピーター・バラカンは、とても良心(Conscience)が強い。 ピーターのような感覚が世界を変える「力」のひとつでもあるのだろう。 私は本…
右翼ポピュリズムによる官僚批判が政治の中心になってしまっていることを本書は、指摘する。 藤田孝典さんが以前ツイッターで紹介していた本です。図書館へリクエストして借りて読んでいます。グローバリズムとは地球規模の官僚化とは、私には思いもよらない…