2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
高度プロフェッショナルは労働集約産業には不可能な制度である。官僚や政治家、財界が考えた空理空論である。 まさに机上の空論である。例えば、主婦パートが、大半を占め、正社員は管理する側というような製造業を考えてみよ。この場合、管理職に高度プロフ…
なぜ、僕がこの古典を読んだのかというと、 セネカはカリグラ、ネロというローマ帝国二大悪皇帝に仕え、最後はネロ暗殺の嫌疑をかけられ、自殺した、というその人生を知り、読みました。 表題の人生の短さについては、妻の父にあてた手紙形式の「ヒマの勧め…
本書で初めて知ったが、田中優子は1990年7月に発足した第三次行政改革審議会の細川護煕が部会長をつとめる専門委員の一人であった。 というような政治ミニ知識が得られます。 詳細は本書を読んでください。 ざっと、説明すると、戦中期からアベノミクスまで…
高度プロフェッショナル適用労働者がすべき業務が他人の手を借りないと間に合わなくなるということが必ず起きることは予想されますから、巻きこまれサービス残業をさせられるかもしれない。であるので、高度プロフェッショナルや裁量労働が導入されている企…
本書は貧困についての概観及び日本政府の貧困対策の間違いや諸外国の貧困対策を合わせて論じる貧困問題を知る上での重要な一冊である。 そして、ほかにベーシックインカムについての説明も加わる。 ちなみに、私は本書で初めてGアスピン・アンデルセンとい…
本書は独学で心理学、精神医学を学んだ著者の「なぜ、心は治るのか」をめぐる分析である。 ただただ、独学でこのレベルまでいったこと驚きです。
倉敷市の就労継続支援A型事業経営破綻の深層はこうではないのか。 あくまで僕の推理だ。 ウラはとっていないから真に受けないように。 現今の経済悪化により、JFE協力企業の地元中小企業や個人事業所が、JFEの受注が減る、もしくは三菱自工の下請け企…
厚労省の方針である助成金を利用者の賃金に回してはいけない、がかえって事態を悪化。倒産させていることに気付けない福祉系(経済音痴、経営音痴)と行政(事業所の悪を見て見ぬふり助成金は着服や横領に決まっているだろうに)が、A型を悪化させていく。…
障害者が有給など労働トラブルが発生したら、A型であれば、市の福祉課へいき(チクり)、職安で労働条件の確認、雇用保険などの確認、労基署ですね。 A型は一般企業とは違い、市の行政管轄にありますから、市から制裁が加わるのが一番、嫌なのです。そして、…
いまだに私の謎は、エレベーターのスイッチの前にはりついて、開いたら、すぐ閉じる奴はなんなのか。 僕なんか、閉まるボタンなど押したことがない。 なぜならエレベーターの閉まるなんて自動で閉まるやんけ。 自動で閉まるんだから、なぜ、人間の手を加える…
経済成長していたときは、現在で言えば安倍政権的な何かには気づいてはいたが、生活保守主義が、そのことに口を閉ざしていたのである。それは、山田太一のテレビドラマや、森田芳光の家族ゲーム、石井聰亙の逆噴射家族などに表現されていたし、村上龍の小説…
いじめっ子とともにいじめをすることで主体形成をしてきた日本人マジョリティのベースには異常心理があり、それが、社会との葛藤が起きたとき、精神疾患となる事もあるだろう。
日本人マジョリティは権力や支配層へ闘うという誇りではなく、権力や支配層と同化したつもりで、弱いものいじめをするという恥辱を自ら選ぶ特異体質である。その特異体質は、弁護士へ不当懲戒請求をしたネトウヨ老人たちによく表れている。彼らは、そもそも…
大日本帝国軍は、上官の命令は天皇の命令と思え、でごり押しで通し、口応えしようものなら、歯を食いしばれ、で殴り、お前のことを思って拳がいたくなるまで殴ったんだ、というでたらめな指導でした。 上官の命令は天皇の一言だから、部下を説得しようとする…
本書は精神疾患と社会の関わりを実証的に分析している。 本書で最もよき治療法として推薦されているのが認知行動療法である。 しかし、結局、精神疾患を放置したままだと、障害給付金が増加するから国家的に困る、という主張もちらほら見えて、welfareではな…
弁護士へ不当懲戒請求したネトウヨ老人は、経済成長からバブルを体験し、その時代を絶対視し、時代に対応できず、現在、経済が低迷しているのは、残業を嫌う今の現役労働者が甘えているからだ、という思い込みの連中で、その連中を政権にしがみつく安倍自民…
日本の労働者の特徴であるのか、それは国とは関係なく労働者の特徴であるのか私はわからないが、とにかく、他人の労働が気になって仕方がないのが労働者であるのか。だが、やはり、日本の労働者の特徴かもしれない、と私は思えてきたのは、他人の労働が気に…
今後も就労支援継続A型事業所の経営破綻ラッシュが続くことは免れません。 考えられるトラブルは 有給申請をしても、経営者が阻止してきます。ですが、本来、使用者にはその権限はありません。使用者には有給申請に対しては時季変更権だけしか認められません…
色々、自分ができないことやミスで自分を責めるのが大好きな「発達障害者」の方がたくさんいますが、人間、「発達障害」でなくても、できないことやミスはあります。自分を責めるのはやめましょう。「発達障害」だからこんなことができなくて悔しすぎる、と…
日本企業の本質的悪は、特に正社員と呼ばれる層への無限定な働かせ方にある。そんな働かせ方は欧米でやろうものなら労使が黙っていない。欧米はこういう働かせ方を使用者が認めないのは賃金計算がややこしくなるからだ。そういう事情があり雇用計画がしづら…
障害者雇用促進法とは独 立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の天下り延命のためのざる法にすぎないそれは障害者を雇う余裕がない中小企業から納付金を収奪し、障害者を法定雇用率カウントのためだけに雇う大企業へ独 立行政法人高齢・障害・求職者雇…
働き方改革論議はへぼ論議そのものですね。 論点が整理されていない。 まず、前提として、ホワイトカラーとブルーカラーでは求められることがまず違う。 だが、日本の政・財・労は、ホワイトカラーとブルーカラーを同じ労働者として論じる。 まさか、建築現…
発達障害者へよくいわれる作法としてありがちな「メモをとる」であるが、会社のつまらないことなどメモしたくないよね?って思いません?そう思えないやつは、感性が死んでるよ。結局、お偉いさんの話はメモしてでも覚えろというつまらない「カルチャー」で…
官僚的・軍隊的な専制的な非創造的な社会・組織ではADHDの不注意はことさら水に合わない。それは、駆除すべきミスであるが、自由をベースとした創造的な社会・組織ではADHDの不注意は、気づきを促し、変革のきっかけをつくるのだ。さらに言えば、発達障害者…
高度プロフェッショナルとは、アメリカのウォール・ストリートにいるような連中に対して指すような労働形態だが、日本にはそんなのいないじゃないですか?つまり、そもそもいないのに勝手なモデルを頭の中で拵えることからしてデタラメすぎる。野党や労働側…
高度プロフェッショナルは、強制労働の疑いが濃厚ですねえ。 強制労働は労基法で最大の罰則。 10年以下の懲役または300万円以下の罰金ですよ。 いくら合意とはいえ、契約という「強制」は精神的な自由を不当に奪う。職務範囲が不明確なのにどうやって裁…
本書は、資本論との対話といってもよい一冊であり、資本論ノートを作るなら、本書がとても参考になる。 そして、著者のデヴィッド・ハーヴェイは、現代の問題にひきつけてマルクスの資本論を読む。その読み方は鮮やかである。 ハーヴェイが述べるように、確…
障害者にいたっては、その障害者を生活保護へ囲っているのは、福祉行政です。 就労継続支援A型かB型へしばって生活保護範囲内で暮らしを強制する。 実家すまいだと、家族へ障害者の所得の肩代わりをさせるわけだ。 問題は障害者福祉行政ですね。 しかも一般…
僕は日本共産党に敵対するセクトではないが、なぜ、日本共産党を批判するのか、というと、それは「理論不在」もしくは「理論が薄っぺらい」から、批判するだけです。当然、政党ですから、国会論戦では、その調査力や政治家の能力で力があるかのように見えま…
内田樹、白井聡、そして日本共産党、この3者は「安倍政権の表面上の対米従属」ぶりだけをとりあげて、国内矛盾を「アメリカが悪い」ということでなんら批評性皆無な連中である。安倍自民党が嫌中なら日本共産党は反米を叫ぶだけで、ともに国内政治をなんら…