2018-05-23 読書の記録61 心理療法がひらく未来 リチャード・レイヤード デイヴィッド・M・クラーク 著 2018/05/23 本書は精神疾患と社会の関わりを実証的に分析している。 本書で最もよき治療法として推薦されているのが認知行動療法である。 しかし、結局、精神疾患を放置したままだと、障害給付金が増加するから国家的に困る、という主張もちらほら見えて、welfareではなく、サッチャー、ブレア以降の「workfare」の考えでしょうか。 結局は、「就労」へ行かせたがるといういまどき「小さな政府」の流れです。