注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録30 傷つく人、傷つける人 信田さよ子 著 2018/03/27

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信田さよ子氏は空気を読めない人を「発達障害」とラベリングすることに距離を置いている。
正しい見解だ。
信田さよ子氏は、親から虐待されて育つと、空気を読めない傾向が強くなる、ということだ。

本書は、自己を不当に評価すると認知が歪むと述べ、では自己肯定感を持てばよいというとそうではない。
自己肯定感とは、頑張りの肯定でしかないからだ、と述べる。

私は本書の読後感、言い知れぬ解放を感じた。

あなたを困らせているのはその「病気」や「精神疾患」や「発達障害」ではない。

困らせているのは、あなたを「傷つける人」なのだ。

そのことに、気づかされる重要な本である。