注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録124 関係の病としてのおとなの発達障碍 小林隆児 著 弘文堂 2018/09/26

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本書は、発達障碍に対するフロイト的アプローチだと僕は捉えます。

乳幼児期の親子関係が、発達障害を形成する、という考えはまさしくフロイトといっても過言ではありません。

本書には、フロイトの名前が出てきませんが、フロイトから始まる精神療法の見方で書かれてあります。

著者曰く、発達障碍の脳が機能障害だとしても、自生してすくすく育つことはないので、親などをはじめとした人間関係の中で脳は作られ、そして最新科学の知見である遺伝子もまた環境で変わる、という説を入れて、「関係の病としての発達障碍」という概念を打ち出しています。

発達障碍は脳の機能障害説に思いこんでいる人にぜひ、読んでほしいです。