発達障害の症状に似た健常者のその行動は発達障害ではない
発達障害に似た発達障害者のような健常者へ発達障害者に対する治療をされてしまうことに実は問題があります。
いじめ、虐待などハラスメントに遭遇、特に幼少期、思春期に、それらハラスメントに遭遇した者は、その後、発達障害に似た行動をとってしまうことがある。その一つは衝動的な反抗です。これは、ADHDと誤診されやすい。だが、本人の脳は発達障害ではないので、発達障害者に対するアプローチをいくらしても有効であるばかりか害毒である。
つまり根本的なことは、そのADHDにみえる健常者が育ってきた環境をいかに変えるか、だが、それは無理であるので、本人のセルフ・エフィカシーをいかに高めてその人生の軌道修正を図るべきである。