注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録52 ビギナーズ資本論 マイケル・ウェイン 著 チェ・スンギョン イラスト 2018/04/29

柄谷行人は、剰余価値は労働者が自ら生み出した労働生産物である商品を労働者が買い戻すことにより生まれる、と述べているが、買い戻して生まれるのは、利潤であるのだが・・・・。
剰余価値とは、労働者が必要労働時間以上に労働力をアウトプットして生産手段に付け加えて産んだ、まさに、「剰余」である。
それは、その「剰余」に価値が認められうる、という形態である。
その「剰余」に価値を認められうるから、「剰余」はマネーゲームの原資として価値の暴走が起きる。
つまり、価値が、資本論の重要なキータームである。

その「価値」を中心に本書は記述される。

本書は、柄谷行人のような「マルクス」への新解釈はせずに、資本論の理論そのものに沿って、資本制社会そのものを「批判」する。

ちなみに、柄谷がよくやるような「エンゲルス」への反感は本書にはない、また、多くの資本論読み手がいうような、資本論第2巻、第3巻はエンゲルスの改竄ではないかというような「陰謀」も語られず、「マルクス思想」に迫る。

 

 

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