「搾取」と「収奪」の違い
「搾取」とは、資本家が労働者の労働力を購入し、賃金が、その労働力の価値に対して支払われるが、労働力は必要労働以上の労働価値を生んでしまう。その必要労働以上が、剰余価値としてプールされ、次回の生産活動と資本家の報酬と会社の蓄財と投機活動の原資になり、または、税金として支払われたり、銀行からの借り入れへの返済、ほかに配当や、土地代へ支払われます。
つまり、「搾取」=「剰余価値」は、資本主義を支えるには必要不可欠な、力能です。
ですが、「収奪」とは、、それは、住民を追い出し、原発を建設し、労働者へ組み入れていくような強盗に近い活動が、「収奪」です。賃金未払いとはそのような「収奪」であり、強盗に遭っているような状態です。