資本論を読むとざっくり経営の方法がわかる
資本論を読むとざっくり経営の方法がわかる→まず、金貸しからカネを得る(株式投資でもよいかもしれない)→生産手段を得る→労働者にその生産手段で働かせる。労働者と資本家は不等価交換である。その不等価交換こそ剰余価値の源泉である→商品を販売。回転率が良ければ剰余価値は増える→貨幣の遊休が起きる→投資→カネがカネを生む。流通段階では、生産時点の剰余価値の内部でコストダウン。なぜ、資本家は、労働者と生産手段の結合で生まれた剰余価値は自分の力と強く思いこめるのは、投資で金利がつき増えてしまうからだ。これは会社へ投資する株式投資家もそうだ。
投資の源泉は資本家のカネではないのだ。
金貸しから借りたカネを使って人を安く働かせ、遊休貨幣が起きて投資へ回すとき、自分のカネ=力と思いこんでしまう。
これは現在の日本では政治家レベルで起きてしまった。
アベノミクスである。それは税金。税金はもともとそれは剰余価値の一部なのだ。
そして流通段階や金融段階では他資本と競争しているから他企業に競争で勝てた自分の力と思いこめてしまう。
だが、源泉は、あくまで剰余価値=搾取なのだ。
ということは起業だの言いたがっている人間は、自分は労働者からいかに搾取するかというアイデアがなければならない。資本主義の資本家とは、他人から搾取できることができることに良心を持ち、悩むような人間では務まらない。
起業を考える人は自分が、良心を捨てなければ資本家をできないことが分かっていない。