注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録35 プレニテュード ジュリエット・B・ショア   2017/12/17

こんにちは、50にしてADHDの診断を下されたひでひでです。

読書の記録35です。

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資本論の価値形態論のリンネルと上着で、上着が、一般等値形態として、貨幣を論じる前にマルクスは説明するが、それは、私は不思議に感じていたが、それは、どうやら、マルクスの理論のためにマルクスがあえて説明しているのではないのかもしれない。
価値形態論の説明のために仮定したと見られる上着は、実は、そうおかしな話ではない
17〜19世紀にかけて、古着は、金、宝石に次ぐ、一般的等価形態の商品であったのだ。
古着が、一般的等価形態であった事実を知ったのは以下の本である。

とは言ってもその古着が貨幣として流通するとかしないとかが、本書の主題ではなく、その古着の貨幣的価値が損なってしまったことは、原因として大量生産のファストファッションである。

その大量生産を可能にさせたのが、現在の技術とグロ―バルにつながった資本主義であり、そのグローバル資本主義では衣服は「ファストファッション」として、長時間労働と搾取労働と環境破壊の温床と化している。

 

著者はそのような環境破壊型経済は長く続かないとみて、持続可能な経済を、リサイクル、高いものを買って長期に使う、高いものを買うリスクを共有で所有する、など環境保全型経済への転換を提案する。

豊かさ、とは何か、の価値変換を促す、極めて重要な本である。

 

 

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