注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録2018年6月まとめ

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4503
ナイス数:20

自由市場の終焉―国家資本主義とどう闘うか自由市場の終焉―国家資本主義とどう闘うか感想
イアン・ブルマーの「自由市場の終焉」を読むと、実は、安倍晋三は中国、ロシアなどの国家資本主義を目指していることが、本には書かれていないが、誰でも気づくだろう。だが、日本政府は、安倍も含めて、「アメリカ」とのバランスを考えて、国家資本主義を徹底できず、経済がなにやらわけがわからなくなり、さらに財界の主張が硬直な経済政策を求めるので、まったく意味不明な「アベノミクス」なのだ。
読了日:06月28日 著者:イアン・ブレマー
日本人のための英語学習法 (講談社学術文庫)日本人のための英語学習法 (講談社学術文庫)感想
ちなみに、give up のネイティブ英語人のとらえ方は、放り出す、というイメージであきらめるということだ。おお、私の年来の疑問が氷解した、 give up とは、放り出す→あきらめる、なのだ。 本書で、英語学習もgive up しなくなるだろう。 ちなみに、著者は大学時代はロッキング・オンのライターだったということで、その関係で、岩谷宏の「にっぽん再鎖国論」を本書で紹介している。
読了日:06月25日 著者:松井 力也
よく生きる (ちくま新書)よく生きる (ちくま新書)感想
もっと若いときに、岩田靖夫さんの本に出会っていれば、と感じました。 教養とはこんな本のためにあるんだよなあ。 こういう本を学校教育で子供たちに読ませるべきです。 カールバルトがモーツァルトを神の息吹きだと讃えた言葉をさりげなく書いてしまう本書にわたしは早く出会いたかった。
読了日:06月25日 著者:岩田 靖夫
人間にとって健康とは何か (PHP新書)人間にとって健康とは何か (PHP新書)感想
医学的専門用語か頻出するので、わたしにとっては読みづらい。 と思いながら読んでいたらそうでもなかった。 斎藤環の逆説的な見方を述べられる健康の法則である。
読了日:06月22日 著者:斎藤 環
発達障害は治りますか?発達障害は治りますか?感想
発達障害者は神田橋條治の8の字治療法は学んだほうがいい。 それは左手を下にし右手を上にし、8の字を疲れたところで回せばよい、という治療法である。ゆほびかと近い世界だが、8の字で具合が悪くなることはないから騙されてもよいのだ。 そういう本だ。
読了日:06月22日 著者:神田橋 條治
事例でわかる発達障害と職場のトラブルへの対応事例でわかる発達障害と職場のトラブルへの対応感想
結局は労働者ではなく会社側に立つ見方。 会社と労働者の中立などあるわけがない。 労働者は会社には立場が弱いのだ。 発達障害者を矯正するのではなく、まず、会社が変われ、と私はいいたい。
読了日:06月22日 著者:谷原 弘之
新版 障害者の経済学新版 障害者の経済学感想
著者自身、脳性麻痺のお子さんをもった経済学者の経済学的な視点で切り取る障害者問題です。 就労継続支援AとBが訓練期間が定められていないこと、障害者雇用促進法は、障害者を雇う余裕がない中小企業は法定雇用率を達成できず、中小企業から障害者雇用納付金が独立行政法人 高齢・障害者・求職者雇用支援機構の財源となり、その財源から、法定雇用率さえ実現さえすればよい、と考えている大企業へまわってしまっている、中小企業から大企業へお金が回ってしまっているのと同じだ、という指摘など、目から鱗の本です。
読了日:06月18日 著者:中島 隆信
恐慌論 (岩波文庫)恐慌論 (岩波文庫)感想
本書に、利潤は力と智能で得るわけではない、と書いてある。 結局、本書のような知識が衰退すると、資本主義肯定の近代経済学自己実現か流行り、労働者は精神疾患になるんですよね。
読了日:06月18日 著者:宇野 弘蔵
資本論に学ぶ (ちくま学芸文庫)資本論に学ぶ (ちくま学芸文庫)感想
岩田弘の「世界資本主義」への攻撃が何度となくでてくる。 理論では読めない宇野弘蔵の愚痴のようなもの 解説の白井聡は読んでいません。読む気すらしません。
読了日:06月16日 著者:宇野 弘蔵
GO WILD 野生の体を取り戻せ!  科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネスGO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス感想
なんと文明病は、人類が農耕をやり始めてから始まったのだ! 穀物を食べると、からだが不健康になってしまうのだ。
読了日:06月16日 著者:ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング
神田橋條治 精神科講義神田橋條治 精神科講義感想
天才職人的治療家が語る言葉の数々。 なかなか常人には理解しがたい部分がある。
読了日:06月16日 著者:神田橋 條治
治療のための精神分析ノート治療のための精神分析ノート感想
天才的な精神科医が書いた精神分析についての発展的理論。 巻末ページの愛着障害の治療メソッドを読むだけでも必読の価値が充分にあります。
読了日:06月08日 著者:神田橋 條治
「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)感想
斎藤環氏は、薬物投与をすれば改善できると判断する安直な医師ではなく、「治療」の中心は「環境調整」が重要だという立場である。それには家族がなによりも大きな役割を果たすのである。 本書の人薬とは、想田監督の「精神」という精神障害者の記録映画の舞台の施設で使われた言葉である。 とても誠実な本です。必読の一冊。
読了日:06月07日 著者:斎藤 環
資本の〈謎〉――世界金融恐慌と21世紀資本主義資本の〈謎〉――世界金融恐慌と21世紀資本主義感想
本書の解説が伊藤誠というのが、私としては少し落胆です。 アカデミズムのマルクス経済学者が、反資本主義を明確に唱え、変革を呼びかけるデヴィッド・ハーヴェイの本書の解説にはふさわしくないのではないだろうか。 とはいいつつ、本書の内容は素晴らしく、「資本論」を経済分析のツールで事足れり、という多くの学者や文化人と違い、世界を変革するには「資本の謎」を暴くことだというような態度です。 必読の一冊です。
読了日:06月07日 著者:デヴィッド・ハーヴェイ
過労死にならないためにできること 会社や仕事につぶされない働き方・休み方過労死にならないためにできること 会社や仕事につぶされない働き方・休み方感想
うつの事例で、係長が自分が体調が悪いのに、朝、電話して、課長申し訳ございません、会社を休みます、と平身低頭の態度に、誠実な人格をみる。うつになる人はだいたいこういう人である。 本書で「健康経営」という言葉を知る。 企業によっては「健康経営」に取り組み始めた企業もある。 本書には、働き方改革のことを書かれていないが、読み方によっては労使協調の立場にたつ「長時間労働批判」である。読み方によっては、というか、そのようにしか読めないかな。
読了日:06月03日 著者:茅嶋 康太郎
愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法 (角川選書)愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法 (角川選書)感想
岡田先生の本をいつも読むと私は解放を感じる。 本書は、特に、解放を感じた。 というのは第3部のプログラムが、「愛着障害」を自己改善できるそのメソッドだからだ。 図書館で借りた本書だが、私は試すために、自分のために買った。
読了日:06月03日 著者:岡田 尊司
若い読者のための哲学史 (Yale University Press Little Histor)若い読者のための哲学史 (Yale University Press Little Histor)感想
イギリスの在野の哲学者が語る哲学の歴史。 マルクスには意地悪い見方をしている。 それはそれで良い。
読了日:06月03日 著者:ナイジェル・ウォーバートン

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