注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録21 あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください 日野瑛太郎 著

本書からはとても気付かされることが多い。
私は、担当医師からADHDは苦手なことではなく、得意なことを仕事にしたほうがよい、といわれ、そうだ、と楽天的に考えていたが、本書を読んでその医師の考えは半分正しく、半分間違いであることが気づいた。
つまり、得意なことなど、会社にある保証はないのだ。
では、私のようなADHD者はどうするのか。
本書は、ADHDとは何も関係ない日本の労働観に対するユーモア溢れたエッセイではあるが、本書は日本には人間にはプライベートを重視する、という考えが日本には根付いていない、と指摘する。
であれば、障害者としての特性を使い、会社に使われるのではなく、私のようなADHD者の得意は、プライベートで実現すればよい。
仮に会社に自分の得意があっても
本書のタイトルを思い出そう。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください、

と、合理的な判断をしよう。
特に、ADHD労働者は、得意だと過集中してしまう、という、経営陣には都合がよい特性がある。
そんなときは、本書のタイトルをやはり、思い出そう。

そして、これは、私のようなADHD者だけではなく、定型発達こそが、読み、いつも、目につくところに置き、まるで、聖書のように紐解く本である。

私は、リラックスしながら、よい読書をしている。

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