注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録27 本書を読まずに障害者を雇用してはいけません 久保修一 著 2017/11/29

 こんにちは。 ADHDアスペルガーの傾向がある、と診断されたヒデヒデです 読書の記録27です
本書は、障害者労働紛争のエキスパートが書いた、障害者雇用の現実である。
本書を読むと教えられることが多い。
例えば、配慮だが、
障害者への配慮とは、気配りとかそんなこころの問題ではない。
具体的なアプローチである。
例えば、車椅子の人に対しての配慮としてスロープがある、とか。
そういう実践である。
さらに、
自分を良く見せようと障害者に関わると失敗する事例も書いてある。
ある企業経営者は当初は、障害者のために、と綺麗なことを考えて事業を進めたら、現実は矛盾だらけで、結局は、障害者虐待企業へ堕落してしまった。
または、障害者への偏見もまた拭い去る。
例えば、知的障害者だが、
知的障害者は、漢字が読めないことはないのだ。
知的障害者は、そして正直である。
知的障害者が正直である例として、1日休んだのに
会社が皆勤手当を出した、おかしいじゃないか、と会社へ返金した事例を書いている。
 
といった具合に「具体例」を挙げて、いかに障害者雇用のトラブルを防いでいくかという実践指南の著作である。
 
その具体例とは、著者が、障害者労働者からの相談に乗り、企業と交渉していく上で知った「熱い」現実である。
 
万人は本書を読むべし。
 

 

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読書期間2017/1129~30