注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録139 時代が締め出すこころ 青木省三 著 岩波書店 2018/10/26

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本書に書かれてある日本の広汎性発達障害に対する過剰な関心は、異質な人間を認めようとしない日本社会にあるのではないか、という指摘に私は納得した。
著者の医師は、ヨーロッパの精神科と交流したら、広汎性発達障害はヨーロッパでは教育、福祉の分野であり、医療では対応していない、ということから、先の説を仮定している。

精神疾患が治れば良いというものでもない。その精神疾患の主たる要因が環境にあるとすれば、その環境を直さないまま、またもとに戻すのは、本人には辛いことであろう。

味わい深い文学のような本です。