2018-10-22 精神疾患の主たる要因が環境にあるとすれば、その環境を直さないまま、元に戻すのは、本人には苦痛ではないのか 精神疾患は治せばよいというものでもない。その精神疾患の主たる要因が環境にあるとすれば、その環境を直さないまま、元に戻すのは、本人には苦痛ではないのか。新自由主義経済の現在、明らかに職場でのストレスからくる精神疾患は増大し、過労による不注意も増え、その不注意は発達障害とされてしまう。発達障害にされてしまうケースは逆に良いかもしれない。その「不注意」は、「障害」であるということで免責効果が働く。だが不用意なレッテル貼りは排除でしかない。軽症うつ病が長引くのは、それはからだが元の環境に戻りたくないからではないのか。