日本は福祉もまた日本型福祉という和魂洋才にされてしまう
人権や福祉という概念に対し、日本の保守政治家は、それは西洋が生んだものだから、と言うパターン類型化をする。そして、さらに困ったことに、リベラル保守は、日本型福祉を作り、かえって混乱させる。
それが大平正芳です。枝野もその困ったちゃん部類ですね。
我々が気をつけなければいけないのは、保守は極右からリベラル保守まで、人権や福祉を認めていないのだ。それは、極右のように極端にブレる者は完全否定、リベラル保守は否定したいが和魂洋才でごまかす。
その二つを我々は斥けないと人権、福祉を日本で実現できない。
つまり、自民党にもリベラルがいた、と見たい人は、和魂洋才型リベラルに気づかず、かつての自民党と今の自民党は違う、というのは、保守が人権、福祉を完全肯定しないということでは、その違いは違いで無くなるのだ。
保守はそうではない、という方はいつ、自民党長期保守政権の時、福祉国家がされたか、検証したほうがいいですよ。せいぜい、大平正芳の日本型福祉止まりですよ。