就労継続支援A型の経営者は戦略を持っているのか
大多数の人間は、賃金は収益から支払われる、と誤解している。
では、そうなると、長期的なプロジェクトの場合、賃金は支払われないのだろうか。
収益は、労働力を使用し、賃金を労働の対価で支払った後の話である。大多数の人間は、賃金は収益から支払われる、と誤解している。
では、そうなると、長期的なプロジェクトの場合、賃金は支払われないのだろうか。
収益は、労働力を使用し、賃金を労働の対価で支払った後の話である。
就労継続支援A型事業所の問題点を、経済と経営を理解できていない「福祉専門系」は、助成金を賃金に使うからだ、とそれを問題にしているが、賃金とは、労働力への投下資本の貨幣でしかないから、そのことは問題視されることではない。
また、この議論にも、助成金を賃金に支払うからだ、とまるでそのことがとても悪のように捉え、労働者へ微妙に責任「感」を分担化する阿漕な話へすり替える。
問題点は、その事業で、その賃金を支払ったら、利益を上げて事業として成立させるための経営者の戦略的ブランがないことだ。
戦略的ブランがない、としたら、それは、経営者として、致命的である。
そして、その事業を認可する自治体の責任であり、労働者である障害者には一切、責任は一切ない。