私たちは個人の強さを獲得しなければいけない
日本社会はタテ社会の人間関係で切り盛りしてきたが、そのタテ社会の人間関係が半ば現在、スクラップ状態であり、「意識だけはタテ社会の人間関係こそ日本だ」と植え付けられた日本人、特に日本の若者は「天皇アキヒト」を偶像代理をして「タテ社会の人間関係」を観念上で回復する。
昨今、叫ばれる真の保守という言い回しは、真のタテ社会の人間関係、といいたがっているのだろう。
たとえば、古谷経衡は、真の保守だとかそういうことを言いたがる「ライター」だが、現代社会で「タテ社会の人間関係」を強固に求めた結果、挫折してしまった人物と見たほうがいい。
もう、多くの日本人の「居心地のよいタテ社会の人間関係」は回復することはないだろう。それはテレビの芸能人の「上下関係」という「箱庭」にしか存在しなくなるだろう。
私たちは個人の強さを獲得しなければいけない。
安倍晋三から垂直に連なる仮構の日本タテ社会家族に対抗するため、天皇を依り代にしてはいけない。
私たちは自分の足で立ち、「民主主義」を獲得しなければならない。
天皇もまた人間であり、それはあなたとは別人格の人間にすぎないのだ。