野党共闘やオール沖縄という「幻想」
安倍晋三は以前の自民党のように、国民をなだめすかすような人気取り政策をしていない。ここ、重要です。
それはなぜか。
必ず、自民党が選挙で勝つからです。
小選挙区マジックと学会員パワーはそれだけ、強い。
一方、野党は、国民民主党の玉木のように、高齢者雇用のために最低賃金下げる、というような維新や安倍と対して変わらないことを述べている者もいる。
そして、野党は沖縄だったり、いろいろと焦点が定まっていない。自民党に圧倒的有利な小選挙区で、実は有効な戦略が定まっていない。野党共闘心酔者は、元民主党が野党共闘に一緒に加わったとしても、元民主には民社系もいて、自民より極右である。さらに野党共闘の「総帥」みたいな「小沢一郎」もかつては「自民党」に在籍し、現在の「右派路線」の基礎固めをした人物でもある。
だのに、いまでも、オール沖縄、だとか、野党共闘、だとか幻想にはまるのは危険である。
われわれが、期待できることはせいぜい、総裁が安倍から石破へ変わる、とか、安倍が消費税10%にあげて国民がそっぽを向くかもしれないという「蓋然性」だけである。