障害者は自己実現という動機で働くわけがないだろうに
障害者はなぜ働かさせられるのか。
障害年金のその不当な低さが、就労支援ではなく就労依存になり、しかも、生活保護も削減される。では、B型で働かされる障害者とは?
「理解ある家族の援助」か、「貧困」である。
つまり、働きたい私たち障害者などというようなその声は、作られた声である。
それは、国の貧困な社会保障では暮らしていけないから、仕方なく言うしかない声である。
それは健常者も同じではないか。
資本主義では、働かないと生きていけない、という宗教的な現実が横たわっているから、働くのであり、私の自己実現とやらの妄想で、労働市場に参加するだろうか。
大事な概念である労働者階級という概念をわれわれは捨ててはいけない。