国とは、「官僚システム」のことでしかないから、「愛」を抱きようがないんだが?
国とは官僚だとか警察、自衛隊、内閣総理大臣、国会議員、税務署といったその総体であるから、なぜ、そんな「組織」へわれわれが愛を抱かねばならないんだ?
それら「組織」とわれわれは「契約関係」にあるだけで、なんら「感情」を抱かせるようなことはないはずだが。
いまいち、「愛国」というその概念がなんなのか。私には不明である。それは、国が「宗教」の代わりなのか。
だが、国とは?
行政、司法、軍事、警察、立法といった「官僚システム」でしかない。
ゆえに、それに対して、いささかも「愛」も「怒り」も「悲しみ」も「喜び」もない。
われわれが国へ求めることは、「まともな国家運営してください」であり、そうでなければ「契約解除」「抵抗権の行使」といういたってシンプルな「法的な権利」を行使するのみです。その行使には、痛い左翼政党がいうような「国会へ怒りを」という三流ロマン政治はありません。