読書の記録6 格差・貧困と生活保護 杉村宏 編著 2018/01/24
本書は、生活保護の基本図書といっても良いです。
私は、初めて本書で、持ち家を所有していても、生活保護を受けられることを始めて知った。但し、持ち家が利用価値より処分価値が低く、評価額は、最上級地の標準3人世帯の生活保護基準額に同住宅扶助特別基準額を加えた額の10年分と比較して、評価額がこれより低い場合は保有を容認する、である。 だいたい3000万がその評価額です。 私も誤解していたが、持ち家は、生活保護は受給できないは、間違いである。
本書でおそるべき事実が明かされる。
な、なんと、生活保護申請の北九州方式は、1967年国の指定の元に行われ始め、さらに、北九州はモデル指定都市にされ、そして、全国自治体の福祉事務所幹部を北九州で研修させて、北九州方式を拡大したのだ。
読書期間2018/01/24~26