ときどき社会系政治記事№25 日本の労働者はずっと「官」から抑圧されてきた 2018/01/13
こんにちは、50にしてADHDの診断を下されたひでひでです。 ===================================
自称左翼が述べる新自由主義以前から日本の労働者の賃金は低く、先進国が軒並み、福祉国家へ転換した1973年以前のブレトン=ウッズ体制の半ばでも、日本は貧乏国家を都合のよいいいわけにして、労働者待遇向上など関心の外であり、その関心の外の主体者が、立憲民主党から人件費削減対象である「官」の公務員である。
日本の労働者はずっと「官」から抑圧されてきた。
その証明が、労働者福祉の薄さである。
つまり、小泉=竹中が登場して、賃金の切り下げが始まったのではなく、もともと、それは、先進国がケインズ型福祉国家の時代も日本は、「古典主義」であった。だが、その「福祉国家」の先進国もオイルショックにより、いとも、あっさり崩壊する。そして、先進国が軒並み、「新自由主義」へ舵を切り出したのは、フリードマンの経済学説ではなく、先進国が軒並み、労組と国有企業をにくみだしたからであり、その筆頭が、口の悪いサッチャーである、さらにつけくわえれば、英国を例にして話すが、キャラハン労働党政権の時、深刻な投票率低下、労組の労働党離れは見逃せない事実である。それらが、政府主導により、「福祉削減」の「新自由主義」へ転換させ、資本論でいうところの、gーg'の金融資本の時代へ突入した。レーガン政権からすでに、企業もその旨味をとりだした。
日本は先進国が「福祉国家」のときも、「古典主義」であったという認識がないから、認識が、小泉から始まったかのような、誤解がある。小渕政権も派遣業務は拡大したのである。
さらに、いえば、非正規がいるから、われわれ本工の賃金が守られる、という認識で、なんら非正規拡大を阻止しない、むしろ、労使一体化して非正規拡大に手を貸した労働組合に原因がある。
非正規拡大とは、労使協調の産物であることをわれわれ労働者は認識しなければいけない。