2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
本書は数多くのひきこもりを「治し」てきた精神科医・斎藤環氏による「新型うつ病」と呼ばれる「軽症うつ」への「治療」の仕方を記述した本である。そして、その「軽症うつ」を「社会的うつ病」と呼ぶことにしたが、さしあたりそう名付けたくらいの意味であ…
本書の解説が伊藤誠というのが、私としては少し落胆です。 アカデミズムのマルクス経済学者が、反資本主義を明確に唱え、変革を呼びかけるデヴィッド・ハーヴェイの本書の解説にはふさわしくないのではないだろうか。 とはいいつつ、本書の内容は素晴らしく…
5月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3674ナイス数:15人生の短さについて 他2篇 (古典新訳文庫)の感想なぜ、僕がこの古典を読んだのかというと、 セネカはカリグラ、ネロというローマ帝国二大悪皇帝に仕え、最後はネロ暗殺の嫌疑をかけられ、…
うつの事例で、係長が自分が体調が悪いのに、朝、電話して、課長申し訳ございません、会社を休みます、と平身低頭の態度に、誠実な人格をみる。うつになる人はだいたいこういう人である。 本書で「健康経営」という言葉を知る。企業によっては「健康経営」に…
岡田先生の本をいつも読むと私は解放を感じる。 本書は、特に、解放を感じた。 というのは第3部のプログラムが、「愛着障害」を自己改善できるそのメソッドだからだ。 図書館で借りた本書だが、私は試すために、自分のために買った。
イギリスの在野の哲学者が語る哲学の歴史。 マルクスには意地悪い見方をしている。 それはそれで良い。
日本社会は、不法行為が為されても悪気(わるぎ)がなかった、と為した側が言えば済んでしまう不思議な社会である。それは、日本の学校教育に責任がある。いつも、悪気がなかった、だから、仲良しになろう、という責任の免責をする。それはいけない。明確に加…