注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録103 サーチ・インサイド・ユアセルフ チャディー・メン・タン著 英治出版 2018/08/11

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グーグルのマインドフルネスとEQの結合プログラムのサーチ・インサイド・ユアセルフを作り出したチャディー・メン・タンによるサーチインサイドユアセルフについての本。
メンは、中国系のとてもユーモア溢れる男だ。

驚くべきは本書が生まれたその素の「サーチ・インサイド・ユアセルフ」という従業員研修プログラムは、グーグルの20%ルールがを使い、著者のメンがマインドフルネスの専門家と打ち合わせたりセッションしたり会合したりといった「時間」から生まれた。

グーグルの20%ルールとは、業務時間内の20%は企業の革新性のため、自己の興味あることに取り組んでよい、というグーグルの方針である。(これが日本企業だと業務時間外で自己の興味あるどころか自発性の名のもと企業に貢献できるにはと何やら作業させられるQCということになる。)このグーグルの「自由な企業文化」が生んだのがサーチ・インサイド・ユアセルフである。そのサーチ・インサイド・ユアセルフを生んだメンは暖簾分けのようにサーチ・インサイド・ユアセルフ・インスティテュートという会社を設立した。

日本企業がアメリカ企業に負けるのはわかる。

日本企業はいつまでも大日本帝国の軍事モデルが組織論で、それは旧態依然とした、まったく機動性がない組織だからだ。

ちなみに、著者のメンは幼かったころはアジアで育った。当時のアジアで子供を育てるのは大変だったろうと述懐している。そんなメンのサクセスがこのサーチ・インサイド・ユアセルフだ。