日本の場合、有給問題は、有給がとりにくい、とると、なぜか周囲の従業員が反感を抱くというところにあります。先程たまたま転職サイトを見たら、「有給は権利」だが、ここまでは正しいのですが、続く言葉が「周りに配慮して」でした。遠回しにとるな、といっているに近い。日本の労働現場、というか企業社会は疑似家族モデルで運営してきたので、「嘘の仲間意識」に洗脳され、個々の労働者の自立が考えにない。労働者もそうですね。経理事務をやっている頭の固い従業員には、〇〇という理由で有給を平気でとれるわね、という体質があります。ですが、有給をとるのに理由いかんを問わず、であり、使用者は時季変更権しか使用できない。