我々主権者である国民は天皇の公務をチェックする権利がある
日本国民は天皇を客観的に見たくないのです。それがメディアによく出ています。天皇誕生日メッセージを「涙声で語った」とか「声を詰まらせた」とかそういう情緒的ポエムで祀り上げ、内容のメッセージを「事実」として伝えないのです。僕は動画をメッセージで見ましたが声を詰まらせたように見えなくもないですが、そこはポイントでもなく、内容は何を語ったかです。内容は日本国憲法における天皇の在り方報告です、皇后をねぎらうような女性尊重の言葉もあり、国民としては「象徴職という公務員」に対して仕事をさぼらなかったですね、という評価しかありません。天皇もまた公務員であるから我々国民はその公務をチェックする権利があります。
天皇誕生日メッセージは天皇が憲法遵守義務をしたかどうか天皇が自ら報告しているだけです。そのことがわからない人は「立憲主義」を理解していません。
天皇の地位は日本国民の総意に基づく、のですから天皇はいかに自分が憲法に収まった天皇であるかを証明するために今日の誕生日メッセージは行われるだけです。