SNSはコミュニケーションツールとして使えない
SNSはコミュニケーションのツールとしては全くふさわしくないことをわかって使えば問題はない。
なぜなら、人間のコミュニケーションで重要な要素に非言語があるからだ。
言語で上手く伝わらなくても、手振り、足ぶり、表情で伝わる。
だが、いくら、SNSで絵文字を書き加えようが、伝わらない。
SNSでは「言語能力」だけが発達した人だけが、そこではツールとして使いこなせているのだが、言語能力が低い人にはその言語能力が優位にある人の「内容」はわからないのだ。
このことを、われわれは理解しなければいけない。
SNSをコミュニケーションツールとして妄信していた人は、言語性優位のある人の投稿やコメントに傷つくだけだろう。
これは、どういうことか。
言語性優位の高い人の内容を、リアル社会では、教える-教えられる関係が、その教える部分で非言語が加わったり、または、論理とは別の感情に根差した言葉でコミュニケーションが成立するが、SNSではそのようなことはない。
主体を、他に預けたい人にはSNSは苦痛か、依存か麻痺で終わるだろう。
ということは、「主体が明確な詐欺師」はSNSは怪しい商売のツールとして使用できる。
SNSとはその程度だ。
SNSでは笑って誤魔化すができないのだぞ!