注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録135 不平等-誰もが知っておくべきこと ジェームズ・K・ガルブレイス 著 明石書店 2019/10/15

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ジョン・K・ガルブレイスの息子のジェームズ・K・ガルブレイスは、「一般的には右翼のクーデターの直前には不平等が縮小し、その後に拡大しているようである。」と指摘している。ちなみに1973年前後のチリがそうである。この指摘は私にとって重要だ。 これは日本では自民党長期政権なので当てはまらないと見えるが(なぜなら右翼がずっと長期政権していたようなものだからだが)、自民党は、それほど平等でもない日本社会を上からの右クーデターを、中曽根、橋本行政改革、小渕、森元首相、小泉、安倍第一次政権、麻生、による度重なるクーデターをおこし、民主党政権によりそのクーデターを止めようとし、だが安倍第二次政権により「一般的には右翼のクーデターの直前には不平等が縮小し、その後に拡大しているようである。」という政治が続いている。

私は本書を読んでそんな感想を抱いた。

ほか、本書は鋭い指摘をしている。

本書は、世界一金持ちはビルゲイツは本当だろうか、とスリリング(でもないかw)な問いをしている。
アメリカでは資産開示は求められるから、資産がわかってしまうし、ビル・ゲイツはほとんどは株で所有している。一度に売り払えば株は下落していくのだ。
そして、資産開示をしていないアラブの石油王やろしあの略奪する富裕層がビルゲイツより金持ちではないか、と疑問を投げかける。

経済学の系譜をたどりながら、不平等について鋭い指摘を投げかける。

その鋭さは、実は戦争は国が平等であればあるほど、勝っているという実証データをもとに主張する。