「ビジネスマナー」しか教えることができないのは、何も教えていないのと同じである
若者はなぜ、就活から企業へ入り、つまずくのか。 就職のコーチのようなものがパソコンではなくビジネスマナーさえあれば大丈夫だという「嘘」」を若者が真に受け、パソコンスキル不足のまま企業へ入り、適応できないからだ。パソコンよりビジネスマナーといいたがるのは「高齢者の声」でしかない。
障害者雇用にも同じことは言えないだろうか。
そもそも「ビジネスマナー」とやらしか「障害者雇用向けの就労サービス」は教えることしかできないからだ。
彼らに英語や簿記を教えることができるだろうか。
若者たちは、就活するくらいなら学力を身につけたほうがよい。 仕事で必要なのはその学力を含めた実力でしかない。 表面的なビジネスマナーなど、もはや今では「礼儀よく時間を奪う」とまで揶揄されている不必要なスキルである。
特に障害者はスキルを一層身につけるべきではないだろうか。
一体、誰でもできるような「ビジネスマナー」など、高齢者上司がよろこぶだけで、全く利益を会社にもたらしはしないのだ。