注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録76 新版・障害者の経済学 中島隆信 著 2018/06/18

著者自身、脳性麻痺のお子さんをもった経済学者の経済学的な視点で切り取る障害者問題です。

就労継続支援AとBが訓練期間が定められていないこと、障害者雇用促進法は、障害者を雇う余裕がない中小企業は法定雇用率を達成できず、中小企業から障害者雇用納付金が独立行政法人 高齢・障害者・求職者雇用支援機構の財源となり、その財源から、法定雇用率さえ実現さえすればよい、と考えている大企業へまわってしまっている、中小企業から大企業へお金が回ってしまっているのと同じだ、という指摘など、目から鱗の本です。

また、事業倒産が頻発する就労支援A型は給付金と賃金の差がA型事業所の収入になっていることが、市場で稼ぐ、ということになっていないとも指摘している。

障害者雇用に興味がある人は必読です。

 

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