注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録159 新版 日本語の作文技術 本多勝一 著 朝日文庫 2018/12/15

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本書を読んでから週刊金曜日を読み、本多勝一の「日本語の作文技術」が活かされているかを検証してみるのも良い。

私は本書を読み、テンの打ち方や修飾関係がわかりやすい文章を書くようにという作文技術は使います。送り仮名は趣味の問題と本多は言っているし、多分に本多のイメージや美的感覚が本書に作用している。

本多の美的感覚は「アメリカ合衆国」を「アメリカ合州国」と表記するところである。実際、これは、実情に合わせれば、本多が正しいのだが、しかし、些末なことのように見えなくもない。英語をイギリス語と表記するのも些末ではないか。そして、反=白人感情が覗かせるのは失笑ものである。

本多勝一は送りがなは趣味だともいっている。始まる、を、始る、と書いてもよい、と言っている。この部分は文部省に対する批判としてそれは有意義かもしれない。

本多勝一のような表記上の抵抗(英語をイギリス語と変える)は、それこそ、現在のような公文書改竄や漢字が読めない首相がいるような国・ニッポンでは現状肯定というアイロニーでしかなくなってしまう。表記上の抵抗はネトウヨが現在、自家薬籠としている。

そうはいっても、本多の主張は、論理的なわかりやすい日本語を書く、ということである。それは私も同意する。