小川榮太郎の文体はサブカルのようなエロ本の埋め草コラムの匂いがする
小川榮太郎より酷い記事や内容なんて出版界にはあるのにね。
小川榮太郎が現れる道筋としては、小林よしのりの歴史修正主義コミックから始まっている。それに、小川榮太郎の文体は1990年代のサブカルライターの影響がある。痴漢の触る権利というような暴論は、1990年代サブカルには散見された。当時はデータハウスという版元がグロテスクな雑誌を出したり、小川榮太郎が書いているような痴漢を触る権利そのもののような雑誌もあった。
宝島はビジネス色を強め、船井幸雄のスピリチュアルビジネスがブーム化した。
そういう現象の先に小川榮太郎のようなライターが生まれてきてもなんらおかしくない。
出版界の自業自得だ。
自分は、それとは違う、と言いたがる自称良心を気取る岩上安身のような三流こそ罪深い。なぜ、ライターが自分の飯のタネである出版社の新潮社不買を呼びかけるのか?それこそ、知の劣化ではないか。
新潮社には失望した。だが、立ち直る道はある、と手を差し伸べるくらいの良心がないのが、現在、出版界の病理です。