事実に人間は触れると、ショックを受けることがあります。事実に気づくということはそのショックを乗り越え、思い込みにはまっている恐怖感とも闘うことです。それは、内面の中の心理的な葛藤を乗り越え、成長していくことだとも言えます。その心理的葛藤に打ち克ち、成長できたのが、籠池夫妻の奥さんです。彼女は乗り越えた。もう、自分の足で生きていけるだろう。
このことは、我々、労働者にも言える。
会社経営の「事実」に触れたとき、特に素直で真面目な労働者ほど、ショックを受ける。
そのショックに打ち克ち、会社に支配されない自分を形成することが大事である。