正規と非正規の名称の二種類がよく使われるのに、そのどこが「多様な働き方」と言えるのか
多様な働き方といいながら、よく使われる名称が正規と非正規という二種類しかない。そのどこが、多様なんだろう?
多様とは、私は週40時間1日8時間36協定されている事業所で勤務し、転勤や異動が会社から期待されており、諸手当が複数ついている、というようなことを各自言えないと多様ではない。
障害者雇用では、私は福祉的就労事業所のA型事業所で1日4.5時間勤務し雇用保険と労災は適用されているが時間数が足りないため、社保には適用されない働き方、という表現を各自言えて、多様と言える。
正規と非正規だけでは、二種類しかない。
ちなみに、「多様な働き方」には家事は含まれているのだろうか。
そして、経営専任担当者のような経営側サイドも「多様な働き方」に含まれているのか?
正規、非正規、多様な働き方という言葉は主観的判断が付帯している言葉だから、その言葉を使うときは、ある意図を含んでいると見た方が良い。