後藤昌次郎が本で述べているが、最優先で重要なことは事実確認だ、ということだ。
法律を先に読むのではなく、事実確認をしてから法律は後から読むということだ。
特に労働者は生活がかかっているから、法律で見かけ上、違法、合法に見えても事実から解きほぐすと、その表面的な違法、合法が全く別に見えてくる。
例えば懲戒解雇だ。
懲戒解雇は就業規則にあれば、合法かもしれないが、懲戒権が会社にアプリオリに存在するのはなぜ?という疑問から考え、労働者の生活を考え、すると、懲戒解雇が果たして合法かと言えるのか?となる。