敬語は「ですます」さえ使えればよい。尊敬語、謙譲語の使い分けを覚えることなど時間の無駄だ。
知的障害者が敬語で悩んでいたから、すべて子供に対してさえも、自分より年下でも、親でも、誰でも構わず、ですますで貫き通せ、と私は言っておいた。就労移行支援施設はこういった手抜きを教えないから、利用者は困る。ましてや、就労移行支援施設は利用者に「敬語の使い方」というのを作らせたりしていた。全く意味がない。企業の管理職が、「君、そこ、謙譲語だろ」という指摘することは全くありえない。ゆえに、ですますだけ覚えればよい。
敬語なんか覚えるより手っ取り早いのは腰を低くすることだ。当たり前の話だが。腰を低くするというのは誰に対しても公平に丁寧に誠実に対応することだ。そのときも「ですます」で貫き通す。その印象がつけば、この人は人によって態度を変えない人物とみられて好印象だ。やけに敬語を使うと逆に「上下で態度を変える」嫌な奴とみられかねない。