自分をことさら弱いという奴は、違うよ、といわれたいだけの人です
強い弱いというのも主観的評価にすぎず、その強い弱いという二項対立ゲームに囚われ、弱さの浮上もまた、自己誇示でしかない。
障害者系は弱さを浮上させたがりますがそれも認めてほしい、または、自己顕示欲の裏返しですから、実は強いといわれたがっているにすぎない。
ゆえに、僕は強い弱いというまるで競争や戦いだけが価値観であるその世界観は馴染まないなあ、僕は自分のベストを尽くすだけだよ、と言い切ったほうがさわやかです。
就職とどう関係してくるかというと不採用が続くと自分の弱さに脚光を浴びせたくなる自己愛にはまることを避けるために、不採用が続いても縁がなかった、自分は履歴書を懸命に書いた、ベストを尽くした、と自分を見つめてください。それは自分を可愛がるのではない、単に、よくよく考えれば採用、不採用などは労働市場の環境が原因でしかないことに、自分が敗北したかのように考え、自分の弱さへ脚光を浴びせるのは、一種の自己愛慰撫でしかない。
俺って弱いやつだよなあ、と言ってくる奴がいたら、言わなくてもわかっているから、と突き放してください。そいつの本性が見えます。ナルシストだったのか、と。