天皇に人権がない、とはそれは本当のことなのか？

天皇は公的な場で政治的発言ができないことを以て、天皇に人権がないと断言する人はいますが、正確にみれば天皇は生存権は確実に保障されています。天皇は山本太郎から炊き出しをしてもらう貧困に窮した人々ではありません。確実に天皇は「生存権」という「人権」が我々の税金で支えられています。

そして、我々日本国民が公的に政治的発言をすれば、ローラさんのように「芸能人なのに政治的発言するとはなんだ！」と妙な口やかましい言論人から叩かれます。ちなみにローラさんは公的な場で叩かれましたが、その発言は私的なインスタグラムでのことです。私たちは私的な政治的発言さえも「許可」されていないようです。これはローラさんだけに起きる「事件」ではありません。「障害者のくせに政治的発言するのか」「学生のくせに政治的発言するのか」「政治的発言すると村が迷惑する」「わが社の社員はツイートでも政治的発言は控えるように」「就労移行施設では政治・宗教発言は控えるように」････だの「政治的発言」は「空気のように禁じられています」。

公的な場で政治的発言を禁じられているという意味で天皇は日本国民の象徴である。

あまつさえ、我々日本国民が公的な場で政治的発言をする機会などありません。

SEALDｓの奥田氏が国会で演説しましたが、どうやら「職業政治家」は寝ていたよ９うです。
いったい、天皇とわれわれ日本国民のどちらが「人権」がないのか、疑問に思わないでしょうか。
さらに天皇は公式に日本国憲法遵守を出来る「権利」があるのです。ですが、我々が日本国憲法を行使しようとすると、最悪な場合は警察が逮捕することもあり得ます。
私たちは、天皇に人権がない、という言葉を疑ってみるべきです。