2018-07-15 読書の記録89 アベノミクスによろしく 明石順平 著 集英社 2018/07/15 確かに読みやすい本ではあるが、いかにアベノミクスの危険性がわかる。 アベノミクスのGDPのつり上げ疑惑も指摘している。 だが、「根源的」な「何か」に触れていない。 意地悪く見れば、近代経済学が一種のイデオロギーであることを立証してしまっているような本だ。書いた著者は弁護士であるので、近代経済学がとっつきやすかった、というか、相手の「論点」を突破するには、グラフや表や資料の整合性を衝く、という手法である。 一種のジャーナリズム本ですが、資料で買っておいては損はないと僕は考えます。