米朝会談へなぜ拉致問題を入れようとするのか、わけがわからない思考だ
拉致問題がなぜ米朝会談へ紛れ込むのか、私にはわからない。
日本国内世論は反安倍までもが、拉致問題は米朝会談へ紛れ込むテーマと勘違いしている。
米朝会談とは、朝鮮戦争のとてつもない遅い戦後処理であり、さらに北朝鮮の非核化とは、北の自衛権である核武装をいかに解き、北朝鮮をさらなる国際化へ組み込むことに過ぎず、そのテーマになぜ、拉致問題が入るのか。
拉致問題と日本と北朝鮮の関係であり、それは、金正恩が、以前口にした、なぜ日本は直接言ってこないのだろうか、に過ぎないのである。
では、なぜ、日本は直接、金正恩へ拉致問題解決について交渉しないのか。
それは、日本の安倍晋三の歴史認識にすべて原因がある。その歴史認識が拉致問題解決へ進ませない大きな要因だ。
拉致問題解決交渉など、歴史修正主義者の安倍晋三がやろうものなら、まずは、日本が戦前に朝鮮半島を侵略したそこから話が始まる。これは、安倍晋三や日本の保守政治家には具合が悪い。
安倍晋三も保守政治家も日本国内では、国民の管理引き締めのイデオロギーで歴史修正主義者を繰り出すが、それは、日本の国籍を超えるものではない。
安倍晋三がその歴史認識を抱くかぎり、拉致問題解決はないし、ほかの外交問題も進展しない。
そのことは日本国民は覚悟した方が良い。