机上の空論、高度プロフェッショナル
高度プロフェッショナルは労働集約産業には不可能な制度である。
官僚や政治家、財界が考えた空理空論である。
まさに机上の空論である。
例えば、主婦パートが、大半を占め、正社員は管理する側というような製造業を考えてみよ。
この場合、管理職に高度プロフェッショナルが適用されたら、その後、回転させる管理職が消耗し、製造業の現場は混乱するではないか。
当然、主婦パートに高度プロフェッショナルなど適用したら、主婦パートはやめるだけである。
話はそれるが、主婦パートが中心の製造業は、楽しい職場にしないと長続きしない。それをオヤジ管理職はわからない。
そして、主婦パート、たまに日雇い派遣の製造業ではどうなるか。さらに学生アルバイト。
そんな非正規だらけの現場で、誰に高度プロフェッショナルを適用するのか?
空理空論ではないか?