注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録40 障害者雇用の実務 労務行政研究所 編

 

 

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この本、致命的な欠陥がある。 それは、執筆者紹介がないことだ。 それは、企業に読ませるには、致命的な欠陥だ。 なぜなら、企業の人事担当は、プロフィールのような実績から信頼性を判断するから

と考えていたら、章の最初の見出しページに執筆者とプロフィールが掲載されている。レイアウトとして失敗ではないか。

解説3の執筆者の企業側弁護士・小鍛冶広道氏は、労働者の労務提供の義務を労働の義務と間違えて書いていないか?

解説3の弁護士執筆者は、障害者の派遣労働に関しては、厚労省告知を丸写し。最後は、等が定められるに至っている、という記述。最悪な執筆者だな。
弁護士・小鍛冶広道。

その弁護士・小鍛冶広道に比べ、精神疾患の説明を丁寧に記述している林哲夫医師の記事は必読です。林氏の記事によれば、うつになりやすい人は、職場で

「大丈夫です、頑張ります」と言ってしまうタイプだということだ。

この本、県立図書館から借りて、少し正解だった。
(というのは、第1部解説3の小鍛冶弁護士の記事が雑でうんざりしていたので、内心がっかりしていたから少し、である。)その正解部分は、第2部解説2の精神障害についての解説と就労上の留意点での林哲夫精神科医の記事が精神障害とはなんであるかがこの記事でコンパクトに理解できる。林氏は新型うつ病は、精神的に未熟だとも書き正しい記述をしている。林氏からみると、うつは、大丈夫です、頑張ります、という場合を注意を要すべきである、とも記述している。
この部分だけでも借りて正解だ。
そして、無印良品が、店舗での精神障害者の雇用にも積極的であることがわかった。
借りて満足だ。

企業はもちろん、雇用される側の障害者も必読の一冊です。