注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録25 発達障害でつまずく人、うまくいく人 備瀬 哲弘 著

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読み始めたけど、わかりやすい文章で発達障害の具体例を書いてあるので、それ、俺、俺、みたいな感想を抱けます

発達障害傾向にある人は、漢字など記憶できる分野は強いが、作文は苦手とあり、作文を書かせたら、◯時バスに乗り、◯へ行った、という事実は書くが、自分の感想を述べるのは苦手である、と書いてある。
それは、僕は今でもそうですね。
今、就労移行支援で日報を書くが、事実しか書かない、支援員から振り返りを書いてください、といわれて、振り返りはできたこと、苦手なことを書いてください、といわれて、ぼくは、なるほど、その振り返りから特性を見出し、仕事に結びつけるのですね、と答えておきながら今でも、事実を大半に書いて、一行くらい、パソコンのワードの表作成を覚えるのは大変、としか書かない。
本書には感想文が苦手だ、ともある。ぼくもそうでした。
社会や理科など、知識中心の科目は強かった、ぼくも社会、得意でした。子供の頃の花形は体育ができる子供で、ぼくはひたすら劣等感しかありませんでした。
しかも、日本社会は、特に保守的な大人は、知識より知恵だとか、意味不明なことを言う傾向にあり、僕はその知恵とやらもなく、劣等感にさいなまれてきました
親だから特別な存在ではない、という意識が薄い、とある。僕もそうです。
発達障害人格障害か、見極めるためにも、性格検査が必要とあるが、僕が受診した医師では性格検査はしなかった、ウーム、大丈夫だろうかw
僕の場合は、ADHDのほうが強いのではないだろうか。注意散漫だしw
発達障害の傾向にある人は、アイコンタクトが苦手で、他人から目を合わせて会話する、とアドバイスされると、ずっと見ているので、逆にそれは、見過ぎだ、といわれ、自然に、とか、適当に、といわれると、なおさら混乱する。
わかるわあ。

僕は昭和の人だから、アレコレ、親からいわれて、しかも、父親が怖いので、発達障害特有の社会性障害は、見えづらいかもしれない。一応、挨拶はするしなw

発達障害の特徴は、言葉を真に受ける、がわかりやすい。僕なんかいつもそうでしたw

ADHDは、人に対する気遣いはできるので、営業には向いているが、注意散漫だから、事務は向いていません、とある。そうかあ、事務は希望しませんw

発達障害の素直さと、日本社会が求める素直さには、ズレがある。よく、素直がいいとか、松下幸之助に感化された企業経営者は述べるが、だったら、発達障害の素直さを評価すれば良いが、そうではない。
素直とは、まさしく、素直であり、上司にも客にも、君、それは、間違いだ、と言えるのが、素直だろ。
違うか?

特性エピソードは、大爆笑できたが、対策はつまらないよね。

最後に発達障害者への励ましの言葉をこの本に書いてある言葉で締めくくります。

発達障害は治らないが、発達して変わるから悲観するなよ」
精神科医神田橋條治