注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録16 いかに世界を変革するかーマルクスとマルクス主義の200年

マルクスマルクス主義全体の歴史を、マルクスの文献から主義者の文献までの内容へわけいりながら、マルクスエンゲルスの知的世界を描き出す90代のホブズボウムが書いた大作。
監訳者の水田洋も90代。

これは、偉大な本です。

この本こそ、「マルクスの偉大さ」というタイトルにふさわしい本である。
カール・マルクスがいかに世界に、とりわけ、ヨーロッパの知的層に激震を与え、伝播したのかを、膨大な史実から跡付ける。
固有名詞が、多すぎる。
つまり、それだけ、マルクスが与えた影響を物語る。f:id:adhddeshita:20180303130401j:image

とりわけ、著者が、最も重きを置いているマルクス主義の思想家がアントニオ・グラムシである。

しかし、残念ながら、日本のマルクス主義については、宇野弘蔵すら触れられない。少し、それには私は不満を抱いたが、西欧マルクス主義の受容史として読めば、その不満は解消できる。

マルクスに関心のある読者は必読書である。

 

読書期間 2018/02/28〜03/06