読書の記録4 平民新聞論説集 林茂・西田長寿 編 2018/01/06
こんにちは、50にしてADHDの診断を下されたひでひでです。 読書の記録4です。 ===================================
上からの明治150年のキャンペーンに私は、反感を抱き、読みました。
とても頗る愉快な本です。
私は、本書で初めて、
内村鑑三、堺利彦、幸徳秋水、万朝報の日露開戦賛成に反対し抗議し、ともに退社したことを知りました。
とても愉快な文章を書いているのが、木下尚江です。
日本の社会主義者とは労働者でもなく、講釈師だとか記者だとかそんな連中ではないか、という意味の文章を書いています。現在も日本の自称左翼もそうですね。
まとめると
堺利彦、山川均、幸徳秋水、大杉栄、木下尚江らは、今のバカ自称左派の格差論でしか語れないバカ左翼より明確に、資本主義の矛盾を捉えている。
竹内三恵子だとか、ほか妙な今の自称左派を読むくらいなら此方を読んだほうがはるかに認識度は深まる。
読書期間2018/01/06~01/13