注意欠陥多動性症候群者が衝動的かつ不注意に書いてしまうブログ

49歳、注意欠陥多動性症候群及び自閉症スペクトラムと診断され、今までの人生で上手く行っていないことに納得できました

僕の発達障害は、ADHDで、ジョブス的罵倒型です。 僕は正社員だった頃は、アルバイトから店長から客から気にくわない奴は罵倒しまくっていました。 パワハラ正社員でした。 告白します。 その後、うつを発生し、休職、離婚、失業、借金、自己破産、職を転々。 そして、約5年後に契約社員。 疲れてくると、罵倒の癖は治らず、4年後は、懲戒解雇。 その前に、郵便局の対応が悪く、カウンターにあるプレートを下に叩きつけるつもりが、局員にあたり、暴行罪、罰金10万。労役が嫌なので、派遣へ無理やり入り、再就職手当で、払いました。 この10万が痛く、いまは、罵倒はありません。 私は衝動型のADHDです。

読書の記録38 不況は人災です 松尾匡 著 2017/12/29

こんにちは、50にしてADHDの診断を下されたひでひでです。

読書の記録38です。 ===================================

本書は、平成不況の真因は、度重なる自民党政権の政策であることをマクロ経済学の基礎知識でわかりやすく説明した痛快エッセイです。

そして、その不況の拍車に追い打ちをかけているのが、日本の左派政党と呼ばれる社民党共産党の欧州左翼政党の反緊縮と遠く隔たりすぎた経済に対する認識である、ということである。欧州左翼は完全雇用を全面に出しますが、日本の左派といわれる政党は完全雇用を口にしなくなった、ということと、欧州左翼政党は完全雇用のために中央銀行の金融緩和を率先するが、日本の左派政党は中央銀行の独立性が損なわれるからしてはいけない、というその左派の認識が不況に追い打ちをかけているのだ。

そして、不況が抜け出ることができない根本原因はケインズの概念「流動性の罠」にはまったことであり、そのことは、カール・マルクスも指摘しているのである。

ほかにバブルの原因や、今後の景気回復策を述べている。

景気回復策は、遠い将来は消費税10%は決まっているが、一旦、ゼロにしてしまい、いわば消費税前の駆け込み需要を喚起できる、ことだと述べている。

景気回復策では奇想天外な策を述べる著者は、一方ではマルクス経済学に通じており、

松尾 匡 の これからのマルクス経済学入門

の著者でもある。

現実的に物事を思考したい人向けです。

 

 

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読書期間2017/12/28~29