2018-08-31から1日間の記事一覧
本書は資本論第2、第3まで説明してあり、第1巻だけで入門書として出回っている本ではない。 しかも、著者は「革命的熱情」がある。 佐藤優の資本論に関する本を読むなら本書を読んだほうがいいと私は確信した。 早く、本書に私は出会いたかった。
本書は、神話化されている土井たか子を55年体制の産物だ、見抜いている。 市民派学者の視点が見た日本保守政治の有為転変。 最後近くに書かれた総がかりへの肯定は疑問はある。 現在の安倍政権へ至った歴史的な流れがわかる。 安倍政権は突如として保守層か…
「日本論」の決定版。不朽のロングセラー。 本書で、オウム真理教から安倍政権、ブラック企業の労務管理、大日本帝国軍の統率、ほか日本特有の集団力学、組織方法がわかる。 もっとも本書には、オウム真理教や安倍政権、ブラック企業、大日本帝国といった名…
安倍政権は企業主義の国家作りを目指しているだけである。企業が自由に動けるには個人の自由を踏みつけにして良い、という政治である。だから、東京オリンピックはボランティアを募る。企業主義とはグローバル企業の自由を日本で発揮してもらう、だが、そう…