障害者枠で行うような仕事はパソコン入力だとか軽作業であれば、その部分で「不注意」で「ミス」があろうが、会社的にみたらコスト損なんてたかが知れてますよ
障害者枠で行うような仕事はパソコン入力だとか軽作業であれば、その部分で「不注意」で「ミス」があろうが、会社的にみたらコスト損なんてたかが知れてますよ。会社というものは、軽作業だろうが、皿洗いだろうが、そんなときも「労働力の支出」を求むので、なんだかんだ妙な道徳をくっつけ指導してきます。ですが、実際、それはバランスシート上、どうなのよ、という話だし、障害者枠案なんて。最賃だったりする。そういう「経済」から物事を見ればクールになれる。
ただ、注意されたら、建前上は、謝罪する、だ。
実際のところ、私のように割り切ってみる人間は謝罪できます。むしろ、不注意は発達障害でいじいじ考えるやつは謝罪をするタイミングも逃し、かえって悪化します。
#経済音痴な発達障害者へ
「社会の病」としての「発達障害」というトレンディ
社会批判とは自分への批判なんですけどね。なぜなら人間一人一人、自分もあなたも私も彼も彼女も、それら複数形も、社会に属している。自分が社会に属し、良い社会を形成したいのであれば積極的に「社会批判」をしなければならない
障害の社会モデルとはそのようなことだ。
発達障害は脳の機能障害という理解だけでは、なんら役にも立たない。
「発達障害」とは「発達しない障害」である。
それは脳だけに原因があるわけがない。
そうである、社会環境が発達障害を生んでいるのだ。
特に消費社会の先進国でADHDが加速的に増加している。
その増加は、先進国社会に内在している「何か」が原因なのだ。
あなたが没頭するスマホゲーム、ジャンクフード、朝マックといったそれらの依存物質の禁断症状が多動・衝動を生んでいるともいえる。
私たちがしなければいけない「批判」とは「社会モデル」に基づいた批判であり、角を立たせないための脳の機能障害というまことしやかな「伝説」に依拠していてはいけない。
読書の記録144 デモクラシー・プロジェクト デヴィッド・グレーバー著 2018/11/04
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デヴィッド・グレーバーの活動報告、理論、実践方法が示される本であるが、章タイトルがそんなに無粋ではない。
以下、私の感想。
選挙は貴族政だというくだりを読み、柄谷行人を思い出したが、柄谷よりデヴィッドのほうが鋭いのではないか、と私の印象です。
ソクラテスと結婚したクサンティッペの気持ちを考えたことがあるだろうかは刺激的な一節だ。家族のために何もせず、会う人誰もが何かにつけ間違いを証明しようとし、真実の恋愛は、成年男子と未成年男性のあいだにしか成立しない、という男の結婚などしていたら愚痴の一つもいいたくならないだろうか、は鋭い指摘だ。このユーモラスさは代えがたい。
デヴィッド・グレーバーは明確に警察を拒否しており、暴力装置とまで言っていないが、銃を携帯した武装された行政組織だという認識を有しており、日本の反原連のように警察と仲良くしようなどという利敵行為はない。
そして、明確に新自由主義への批判的視点から共産主義への希望。
デヴィッドは、若いころ、レストランで勤務し生活費を稼いでいたら、デヴィッドの提案に対し、オーナーはそれは民主主義だ、共産主義だ、と非難したことを思いだし、オーナーにとって民主主義=共産主義なのだ、と考え、デヴィッドは明確に共産主義志向を目指す。
ほかに面白いと思ったのは人類の初めての都市国家は厳格なまでの平等主義を1000年間続いた、という考古学者の学説からインスパイアされるグレーバーだ。
また、デヴィッドは、キャンプを作るときの重要拠点として図書館と食堂を挙げている。
とにかく実践的な本だ。
共産主義をとりもどせ
コミュニケーション力とやらの意味不明な力(りょく)で悩むヒマ人にはつきあえない
発達障害者は、就労移行支援とは割り切りでつきあおう
発達障害者向けの就労移行支援だとか、就職するにあたっての後ろ盾にするくらいのクールにつきあえばよい。ほか、パソコンのタイピングを早くするとか、まあ、利用価値を見出せばそれでいいわけで、なんら期待できるようなものではない。
重要なことは支援者をその気にさせなければいけない。
こちら側は利用者としての「営業マインド」で臨み、カリキュラムは真面目にやり、礼儀正しく通所する。
そのことに恥ずかしがってはいけない。
なぜなら、支援者をその気にさせて火をつけなければいけないからだ。
そう、割り切り恋愛ならぬ、割り切り福祉利用だ。
大事なことは入り込むな、ということ。
というのは支援者は企業全般を知っているわけではない。
福祉的知識があるのか怪しい。
そもそも、就労移行支援は資格はいらないのだ。
支援者のすることは企業開拓や利用者への講習などだが、それは「営業」のようなもんだよ。
そういう目で支援者を眺めればいちいちかりかりすることもなくなる。